本田技研工業が昨年秋の全国交通安全運動に合わせて提案した子どもたちのための交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん まもってトート」が全国で発売予定です。
本日より、まもってトート公式オンラインストアで先行予約の受付を開始。店頭・Honda公式ウェア&グッズオンラインショップでの販売は、秋の全国交通安全運動の初日となる9月21日(月)より開始します。◆まもってトートWebサイトhttps://www.honda.co.jp/mamottetote/
「ホンダ交通安全反射バッグ」発売開始
Hondaは、すべての人の安全を目指して、「Safety for Everyone」をグローバルスローガンに掲げ、様々な視点から「安全」に関する取り組みを行っており、子ども向けの交通安全教育にも長年力を入れて取り組んでいます。
昨今、子どもたちが巻き込まれる痛ましい交通事故が多発していることを受け、2019年の秋の全国交通安全運動期間に合わせ、交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん まもってトート」の無料配布を実施。数量限定にて配布したところ、大きな反響があり、商品化してほしいという声をたくさんもらったようです。
また、第14回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、内閣府、消費者庁)の「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」を受賞しました。
これらを受け、Hondaとして、少しでも子どもたちの交通安全に役立てればとの思いから、このたび「肩にかけるおまわりさん まもってトート」を正式に商品化する運びとなりました。
まもってトートは、暗闇で光るおまわりさんの制服を見ると、ドライバーがハッとして減速する心理に着目し、おまわりさんの制服をモチーフに、クルマのヘッドライトが当たると光る“反射材”をあしらっています。夕暮れが早くなり交通事故が増えるこれからの季節に、まるで“おまわりさん”のように子どもたちを見守ってくれる存在になってほしいという想いを、商品名に込めています。まもってトートは、オンラインストアでの販売の他、Hondaウエルカムプラザ青山と、都内セレクトショップや人気ファッションブランド店舗での販売も実施します。
※「肩にかけるおまわりさん まもってトート」は交通事故を確実に防ぐものではありません。交通ルールを守り、安全に気を付けて使用してください。
「ホンダ交通安全反射バッグ」商品説明
交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん まもってトート」
まもってトート 商品画像
【商品名】肩にかけるおまわりさん まもってトート
【価格】3500円+税
【サイズ】横幅37、縦幅36、持ち手の長さ48(cm)、重さ236g
【素材】本体:綿100%、リフレクターテープ :ポリ塩化ビニール
【先行予約】2020年9月9日から「まもってトート公式オンラインストア」にて受付開始
【発売日】2020年9月21日
【オンラインストア】
まもってトート公式オンラインストア https://mamotte-tote.jp
Honda公式ウェア&グッズショップ http://goods.honda.co.jp/shop/
【取扱い店】
Hondaウエルカムプラザ青山、高島屋、ベイクルーズジャーナルスタンダードレリューム、ユナイテッドアローズなど
歩行中の交通事故死傷者数は7歳が最も多く、夕暮れが早くなる10月に事故が多発
歩行中の交通事故死傷者数を年齢別でみると、7歳が突出して多いことが分かります。
月別推移をみると、1年の中でも夕暮れが早くなる10月に増加傾向にあります。1日の中でみると、下校時間以降の14時~18時台に68%の事故が発生しています。特に、下校時間以降夕暮れの時間帯に自身の身を守ることが重要です※1。
事故防止効果を高める対策の1つとしてクルマのライトが当たると光り、ドライバーの視認性があがる、“反射材”を身に着ける方法があります。
①歩行中の交通事故 年齢別の死傷者
②歩行中の交通事故 月別の死傷者
③歩行中の交通事故 時間別の死傷者
※ 1 出典:公益財団法人 交通事故総合分析センター資料(2015年)
Hondaの子どもの交通安全への取り組み
Honda交通安全教室「あやとりぃ ひよこ」①
Honda交通安全教室「あやとりぃ ひよこ」②
子どもが巻き込まれる交通事故は、多くが登下校時に起きていることから、一人で登下校を始める小学校入学前に、安全な道路の歩き方を覚えることが非常に重要です。
Hondaは、幼児から高齢者まで様々な年代に向けた交通安全教育に取り組んでおり、小学校入学前の4~5歳の幼児向けには交通安全教育プログラム「あやとりぃ※2ひよこ」を実施しています。「あやとりぃ ひよこ」は、大きなシートに描かれた交通場面のイラストとキャラクターを使い、道路の正しい歩き方を子どもたちに示してもらうなど、参加しながら楽しく学べる内容の教材です。
このような教材は、1970年に設立された安全運転普及本部が開発し、全国の交通安全指導者やHonda Carsなどで活用されています。昨年度は、「あやとりぃひよこ」による交通安全教室が全国で約3,000回開催され、およそ20万人のお子様が参加し、交通安全を学んでいます。
※2あやとりぃ=「あんぜんを やさしく ときあかし りかいして いただく」の略です
Hondaの安全の考え方
「Safety for Everyone」~すべての人の安全を目指して~
クルマやバイクに乗っている人だけでなく、道を使うだれもが安全でいられる「事故に遭わない社会」をつくりたい。Hondaは、その実現に向け、安全の知識や運転技術をたくさんの「ヒト」に伝えること、安全に関わる「テクノロジー」の開発、さらには安全情報を伝えあう「コミュニケーション」を推進する活動に力を尽くしていきます。
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- キッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞(公式サイト:https://kidsdesignaward.jp/)は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。
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子供たちの安全のために是非とも普及してほしいです。
静岡県(特に県中部・東部)には同じ趣旨の「横断中バッグ」があります(黄色いトートバッグに横断歩道の交通標識と「横断中」の文字をプリントしたもの)。
どうせなら、それを反射材プリントつきにして全国に展開してほしいなぁ。