春節とは中国の旧正月のことです。日本では新暦の1月1日を新年として祝うことが多くなりましたが、中国では旧暦の1月1日を祝う風習があり、春節の前後が大型連休となります。
最近はメディアでも取り上げられ誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
春節の時期になると中国人観光客が大勢日本に訪れ、電化製品を爆買いする映像が近年ではニュースで紹介されています。今年もまもなく春節がやってきます。
2021年の春節はいつから・いつまで?
2021年、今年の春節はまもなくですが実際にはいつでしょう。
2021年の春節は、2月12日(金)になります。旧暦での元旦にあたり、今年は金曜日にあたることもあり、例年より大型連休になりそうです。
春節は毎年同じ日ではなく、暦により1月末~2月中旬までと3週間ほど幅があるので注意が必要です。
コロナの影響で実際どうなるかはわかりませんが、日本に住む中国人の方なども休暇を取りお祝いされますから、家族で過ごす春節休暇を楽しんでみてはいかがでしょうか。
春節には、中華系のショップで春節セールが行われるなど、オンラインで楽しめるイベントも開催されます。
今後の春節はいつか
年度 | 春節 |
---|---|
2021年 | 2月12日 |
2022年 | 2月1日 |
2023年 | 1月22日 |
2024年 | 2月10日 |
2025年 | 1月29日 |
2026年 | 2月17日 |
過去5年の春節がいつだったか
年度 | 春節 |
---|---|
2020年 | 1月25日 |
2019年 | 2月5日 |
2018年 | 2月16日 |
2017年 | 1月28日 |
2016年 | 2月8日 |
中国春節休みの期間
春節は旧正月(元旦)にあたりますが、日本の三が日のように正月から前後数日がお休みになります。その期間は2021年は前日の2月11日(木)から2月17日(水)です。これは中国の春節休みの期間になり、他の国では違います。この期間は学校や企業はお休みになります。ちなみに企業は2月7日(日)と2月20日(土)は振替出勤になります。
春節(旧正月)の呼び方・過ごし方
春節休暇の期間は、日程により呼び方があり慣習的な過ごし方にも違いがあります。大晦日にあたる除夕から、初一、初二、初三…と新年を迎える前後の呼び方から過ごし方をご紹介します。
除夕(大晦日)
春節の前日「除夕」とは大晦日のこと。家の掃除をしたり、新年の飾りをしたりします。夜は家族全員で集まり、水餃子を食べゆっくり過ごすのが習慣にはなっています。日本の年越しそばと似ていますね。
また日本の紅白歌合戦にあたる春節聯晩会という歌番組を観て過ごします。
初一(元旦)
旧暦の一月一日、元旦にあたる日を中国では初一と呼びます。正確には毎月の最初の日「1日(ついたち)」を「初一(Chū yī チゥーイー)」と呼びます。初一には家族や親戚、お世話になった方に拝年(新年のご挨拶)に行く習慣があります。子供には圧歳銭(お年玉)を贈ります。
初二~初六(旧正月休み)
昔ながらの習慣では、日本と同じように帰省したり親戚への挨拶まわりをしたりするのが主流です。初二以降まで含めた春節休みを利用して、近年では家族で旅行に行ったり、テーマパークへ行ったりレジャーするなど、遠方へ出かけて過ごす形が増えてきています。
【春節2021年】いつまで?まとめ
2021年の春節は、2月12日金曜日。春節休暇は、2月11日(木)から2月17日(水)までの期間となっています。
春節とは日本の大晦日、正月、三が日のように名前や食べるものは違いますが大変似ているもの。家族でゆっくり過ごしながら迎えるお正月、そして挨拶まわりをしたり旅行に出かけたりなどする連休のことです。
今年はコロナの影響で旅行が難しいのですが、春節(旧正月)飾りや食べ物を食べて楽しんでみてはいかがでしょうか。