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東京アラートとは?意味
東京アラートとは、東京都独自の新型コロナウイルス感染者数拡大傾向を知らせる警告のことです。
「自粛」再要請にならないよう、東京都民に向けた注意喚起の意味合いで発動されるということです。
SNSでは、『東京新型コロナ感染者増加注意警報』と言った方が分かりやすいという声もあがっています。
東京アラートが発動されるとどうなる?
東京アラートが発動されたからといって、自粛再要請が出るわけではありません。あくまでも注意喚起にとどまります。
東京アラート発動は、都民に警戒を呼びかけるものです。
視覚的に伝えるため、東京アラートが発令されるとレインボーブリッジと東京都庁(新都庁舎)が赤くライトアップされます。
東京都庁が赤くライトアップ(コロナ東京アラート発動期間)
レインボーブリッジが赤くライトアップ(コロナ東京アラート発動期間)
東京アラートが解除されるとどうなる?
東京アラートはあくまで警告なので、解除されたからといって生活は変わりません。これまでどおり、新生活様式で新型コロナ予防に取り組んでいきます。
2020年6月12日から東京アラート解除とステップ3移行
東京都は、6月12日(金曜)0時から東京アラートが解除され、同時にステップ3へ移行するという方向で調整しているようです。
ステップ3へ移行することで、飲食店の営業が午前0時まで営業可能となります。また、これまでクラスター発生のリスクが高いため自粛要請が続いていたカラオケやネットカフェ、パチンコ店などの施設が営業できるようになります。
▼ステップ3で自粛要請が緩和される施設一覧
東京アラート発動の基準
直近1週間の平均で、下記3つの指標のうち、1つでも基準を超えたら発動するといわれていました。(2020年5月22日会見にて発表)
- 1日の新規感染者数が20人未満
- 新規感染者に占める感染経路不明の割合が50%未満
- 週単位の感染者増加比が1未満
東京都知事5月15日会見にて「東京アラート発言」
感染拡大の兆候を把握した場合には”東京アラート”を発動する。
小池都知事5月15日会見より
これによって都民に警戒を呼び掛けるというものであります。
それでも例えば再要請の目安を上回った、その場合にはまた外出自粛の再要請を行っていくという、このようなサイクルになるわけでありまして、すなわち感染拡大の防止、徹底をしていかなければならないということです。
東京アラート発動期間中はレインボーブリッジを赤色に点灯する。